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シニアチックな水彩画家,80歳 おさむ斉藤のブログ Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2007年 09月 16日

松茸

松茸_c0053177_9341061.jpg

日本語テレビで松茸のニュースをやっていた。
1個100ドルとか1,000ドルとか信じられないその値段。
食べたいと言うよりそのバカバカしさに笑っちゃう。
そして何年か前にシアトルのY氏に
松茸を沢山頂いたことを思い出した。

此処までが昨日の出来事。

今朝早くジョンと小東京で立ち話。
そこへ珍しい男が現れた。
シアトルに住む長距離トラック・ドライバーのY氏だ。
以前ぼくの日記に良く出て来た誰あろう松茸の君。
これだけでも凄い偶然。

2年程前引退したと聞いた。
シアトルの住人だし、
この先会うことも無いだろうと思っていたので、
ひょこひょことこちらへ歩いてくる姿に驚いた。

再会を喜び合い話しが始まる。
ジョンもY氏のことは知っているので話しの輪に加わった。
「ちょうど良いところで会った。あげたいものが有るんだよ」
とY氏は言う。其れは何と松茸だった。

彼はシアトルからカリフォルニアへ引っ越していた。
カリフォルニアと言ってもオレゴンとの州堺でクレセント市。
名前を聞いても何所に有るのか解らなかった。
日本列島がすっぽり入るカリフォルニアの大きさ。
此処からその街まではまだまだ遠い。
相変わらず季節に成ると松茸販売で小遣い稼ぎしているらしい。

松茸を置いて有ると言うY氏の友達のアパートまで歩く。
同じ小東京で2ブロック程先だ。

目の前の大きなプラスチックの箱を開くと松茸がびっしり。
店頭で観る様な形ではなく、笠が開いた大きな物だ。
「形は悪いけど松茸は松茸」
とY氏。紙袋に大きな松茸を6個入れる。
その上部をくるっと巻いてぼくの前に差し出した。
松茸に狂っている訳ではないが、
話題の其れが自分の腕の中に有ると思えば多少興奮する。

今夜の夕食は焼き松茸をワインで頂く。
おかずは御飯にしようかしら。(笑)

by shinia62 | 2007-09-16 09:31 | シニアの時間 | Trackback | Comments(2)
Commented by Ladyinnj at 2007-09-17 12:15 x
焼き松茸をワインでですか。なんと言う贅沢!
NYの友達も今年松茸をいただいて、松茸ご飯にして食べたそうです。
あぁ、私にも誰か松茸くれないかしら。たべた~~い!
Commented by shinia62 at 2007-09-17 13:40
ladyinnjさん

おいしかった。まだ大きいのが2個有る。ロサンゼルスまで食べに来ますか。(笑)


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