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シニアチックな水彩画家,80歳 おさむ斉藤のブログ Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2007年 07月 01日

ばりかん

ばりかん_c0053177_23254686.jpg


テレビの仕事で坊さんの役を得た時、初めて頭を丸めた。
其れが結構気に入って、
これからは坊主頭をぼくのトレードマークにと決めた。
同じ役を時々取っていれば床屋へ行かずに済む。
と、そこまで都合良く事は運ばないので、
自分で坊主頭に刈り込も様にしよう。
其の為には電動バリカンが必要だ。
何時も持ち歩く手帳の買い物欄にバリカンをメモする。

仕事を休んで、朝食会へ久しぶりに顔を出した。
その後、アーミ・アウトフィットの店に行くジョンに同伴する。
ブロードウエイまで歩く。
その道すがら電動バリカンの事をジョンに話したら、
良い店を知っていると言う。
それもこれから行く店の直ぐ近くである。
ジョンの母親は若い頃美容師で、
プロが使うそれらの道具を売る店なのだそうだ。
言ってみるもんだね。

今日は見るだけの積もりでその「ロス・カタリー」ヘ行った。
ナイフを始め刃物類が大きな店の中に展示されている。
電動バリカンはガラスケースの中に有った。
いろいろ見せてもらいながら説明を聞くうち買おうと決めた。
オーナーらしい職人風情の白人おじさんを見た時、
この店は信用出来る、そんな感がした。
職人同士が持つ波動を感じたのだ。

親切に基本的な使い方を説明された。
「メインテナンスをきちんとしていれば死ぬまで使えます」
そう言って笑うおじさん。
毛の長さを調節する部品が付いているので、
自分で刈っても虎刈りに成る心配は無い。

買い物を終えたところで、
この店が95年の歴史が有るのだと知った。
良い店を見つけたとジョンに感謝する。
買い物袋を下げてその店を出た。

ジョンの店はその後で行った。
何も買わなかったが、面白いものが沢山有った。
警察のバッチとかも有り、
警察を装うって強盗するときは此処で道具を用意しよう。
(笑)

by shinia62 | 2007-07-01 23:23 | シニアの時間 | Trackback | Comments(0)


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