ちょっとシニアチック Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2007年 06月 09日

ある晴れた日、突然に

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サンフェルナンド
ヴァレー


バーバンク市アートショー初日の出来事。
ぼくは何時もの様に現場一番乗り。
のんびり準備をしたいので誰よりも先に来る。
外がようやく明るく成り始めた頃だ。

テントを建て横幕を付け始めた頃、
隣のブースの人らしいバンが目の前に停まった。
70代に見える老夫婦。
助手席から出て来た奥さんに
「お早うございます」と挨拶した。
ところがだ。彼女は挨拶を返す代わりに怒鳴りだした。
「ちょっと、
此処は私達が荷物を置くところよ、あなたの荷物直ぐ移動して」
その命令口調にむっとする。

まず、荷物の置き場所なんって指定されてない。
自分のブースの側に置くだけだ。
彼女の言い分は、毎回そうしているから私達に権利が有る。
そう言う事らしい。

夫婦の場合奥さんが口うるさいと旦那が大人しい
なんてパターンが多い。
ところが後から出て来た旦那も彼女に口を揃えた。
「すみません、移動してもらえませんか」
云々と言う事ならまだしも
行き成り怒鳴られたらこちらもへそを曲げる。
難しい年齢に入ったシニアはそちらだけではないのだ。
とは言え、ぼくは怒鳴ったり出来る性格ではない。
もっと陰湿に(笑)聞こえぬ振りで仕事を続ける。

今度は旦那の方が
「そんなことしてないで、さっさと荷物を移動しろ」
と攻撃的だ。
「、、、、、、、、、、」
ぼくは無言。怒ると無言に成る人は危険なのだぞ。
「まあ、あの無口で大人しい人が殺人を、信じられない」
なんて事は良く有る(笑)。

充分に相手の血圧を上げたところで、
ぼくはのろのろと荷物を移動し始めた。
車一個分の荷物だ時間が掛かる。
老夫婦は待ち切れず、結局他の場所に荷物を降ろすと、
「もう良いよ、全くう、、、」
と忌々しそうに唸った。

アートショーの初日はそんな感じで始まったが、
ぼくの心は穏やかで楽しい一日と成った。

怒りは相手ではなく自分を傷つける。
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by shinia62 | 2007-06-09 00:24 | シニアの時間 | Comments(2)
Commented by genova1991 at 2007-06-12 15:51
あらあら、人間には年を取ってもただ馬齢を重ねるだけで賢くならない人もいるようですね。さむさんはその点賢明だから、相手の挑発にのってどなったりはなさらないので、さむさんの勝ちですね^^
Commented by shinia62 at 2007-06-12 23:51
年寄りに成ると子供に戻るらしいので、我がままに成るのかも知れません。ぼくもそうならないよう、普段から読書、日記を書く事で脳を若く保ちたいと思います。ぼくの場合歳と共に涙もろくは成っています。


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