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シニアチックな水彩画家,80歳 おさむ斉藤のブログ Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2005年 08月 02日

もぐら

もぐら_c0053177_10185486.jpg
 日曜日の井戸端会議で、ガーデニングの話しからモグラの話しに成った。その時Y氏が
「モールが庭を荒らして困っているよ」
 と言ったので、私が怪訝な顔をしたら日本語で「もぐら」だと言う。ジョンが居るので日本人のY氏とも英語で話していた。恥ずかしながらモグラはゴーファーだとこの60余年間信じていた。モールと言う単語は初めて聞いた。

 それから暫くモールとゴーファーの違いを話した。私の記憶だとモグラは目が見えないと聞いている。ジョンとY氏によるとモールは目が見えないのだと。しかしゴーファーは目が見えるちいさなネズミの様な動物で、やはり地面を掘って住んでいる。どうも私の記憶は正しくないらしい。
「家へ帰ったら調べてみます」
 と言事に成り、話題を変えた。

 律儀な私は調べた。まず和英辞典で「モグラ」、Moleである。何処にもゴーファーなんて無い。それでは私が信じていたゴーファーは何なのだ。英和辞典でゴーファーを調べる事に。Goferと打ち込んだら、全く意味の違う単語だった。GofferとかGouferとか考えられるスペルを打つ。どれも違う。ミステリーだ。固く信じていたゴーファーが意味が違うどころかスペルも解らない。イライラして来た。こうなれば男の意地、どうしてもこのミステリーを解明してやるぞ。

 正しいスペルが解らないと調べ様がなかった。電子辞書であれこれやっているうち気が付いた、Fの発音はphでも書く事を。これだ。Gopherと打ち込む。ピンポ〜ン。出た!。その答えは「掘りネズミ」と有る。初めて聞く単語。北米産の小動物。日本に生息しないのかも。私がそれをモグラと信じたのは、良い加減な中学の英語の先生のせいだ。英語を習ったのはその時期しか無い。三浦先生よ私の青春を返せ。興奮のあまり本名を書いちゃった。40ウン年前の事だし良いよね。

 とにかく謎は解けた。ばんざ〜い。

by shinia62 | 2005-08-02 10:20 | シニアの時間 | Trackback | Comments(0)


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