2011年 12月 02日
15年前に最後の姿をカメラに収めた。↑ 同じ場所から家の有った方向を撮った写真↑ 「はい、着きました。此所ですよ」甥のYが言った。 「此所ですよって、何が」 一瞬何のことか理解出来ない私。 「叔父さんの家が有ったとこですよ」 とY。目の前にはうっそうと茂る森があるだけだ。 「えっ、、ここが?」 見たことも無い森の中でそんな事を言われても合点が行かない。 「ほらそこに発電所の門があるでしょう」 なるほど小さな門が大きな木に寄りかかるように建っている。 その位置から我が家の有った辺りを見当付けると 確かにこの辺りだと解るのだが。 今私達が立っている道から丘を降りると我が家だった。 しかし、その道が完全に無くなっている。 目の前は木々と雑草の壁なのだ。 私が最後に廃屋となった我が家を見たのは 15年以上も前のことだ。 壁の剥げかけたトタン屋根の家が昔の面影を見せていた。 その時撮った写真が今でもとってある。 我が家の跡地は完全に自然に戻っていた。 ↓このボタンを押して人気ブログ投票してね。
by shinia62
| 2011-12-02 11:31
| シニアの時間
|
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Comments(6)
ウクレレ・クラブのことを思い出しました。あるはずの物がないというのは、変なもんですね。
先日、30年前に行った大学に行ったら、新しい建物も加わっているし、スケールが記憶にあったのとちがっていて、脳が昔の記憶と現実とを融合させようと苦労しているのを感じました。
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shinia62 at 2011-12-03 02:31
和美さん
懐かしいものがだんだん無くなって行きますね。子供の頃に見たものは全て大きかったように思いますね。田舎の小学校を見てきましたが記憶のものよりうんと小さかったです。
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emptynest2 at 2011-12-03 07:02
たった(?)15年で丸ごと自然に飲み込まれちゃったんですか。
この写真、大切な宝物になりますね。
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わこ
at 2011-12-03 09:02
x
「ううう、泣けますね」のところですね、Yさん。
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shinia62 at 2011-12-03 11:56
emptynestさん
実際にはもっと昔だったような気がします。古い日記を調べたけれどそのことが書かれたのを見つけることが出来ませんでした。
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shinia62 at 2011-12-03 11:59
わこさん
故郷は遠くに有って思うもの。ですかね。 |
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