ちょっとシニアチック Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2005年 12月 31日

プレーンエアー

気持ちの良い朝だった。
天気予報は明日から雨に成るとの事。
散歩の途中そんな事を考えていたら、
突然何処かへ絵を描きに行こうと思い立った。

私の街からクレンショー・ブルバードを真っすぐ海に向かって車を走らす。
目指すはパロスバーデス。
その辺りで絵を描く場所を探すつもりなのだ。

通りが終る海岸沿いの絶壁に公園を見つけた。
静かな場所で殆ど人影も無い。
片側は海と海岸線が眼下に広がる。
しかし、霧が掛かって殆ど見えない。


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一方、山側は緑が奇麗だ。
私は海を描くのは興味が無いのでちょうど良い。
緑の木々と白い壁の家に向かってイーゼルを置いた。

暫く使っていなかったイーゼルは、あちこちのネジがやけにきつく締まっている。
お陰でセットアップに思ったより時間が掛かった。

しかし、描き始めると早い。
実際に絵を描いた時間は40分程。
陽の向きが変わるのでのんびり出来ない。
現場でするべく最低限を素早く描いた。
写真も撮った。スタジオで仕上げる時の参考に使う。
1時間で現場を引き上げる。
 
現場でここまで描いた。↓


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2006年の1年の計は、
プレーンエアーで絵を描く習慣をつける。
ヨセミテでの経験がここで生かせる。
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by shinia62 | 2005-12-31 12:52 | Comments(0)
2005年 12月 29日

ワニに注意

今日の目の検査はハーバーシティーの病院。
基本的には同じ検査をやる。
言ってみればセカンド・オピニオンってやつ。
別の専門家にも見てもらい、
より正確な答えを出す。そんなところだろう。
 
この病院から通りを挟んで大きな公園がある。
随分前の事だが、
ここに有る大きな池に、ワニが出没するとニュースに成った。
大きく成り過ぎたペットのワニを飼いきれず放したらしい。
その後ワニが捕獲されたニュースも聞かない。

ちょっと興味をそそられ、通りを横切り公園へ行った。
池の回りは小さな看板と黄色のテープで進入禁止になっていた。


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ワニはまだ捕まっていないらしい。
歩き回ってみたら、本当にワニが出そうな不気味な池である。
テープが切れて池の近くへ行けそうなところを見つけたが、
「日系シニア男性ワニに食われる」なんてタイトルがちらついて止めた。
凄く行きたかったのだけど。
馬鹿な死に方をする人って、好奇心に勝てない愚か者なのかもしれない。
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by shinia62 | 2005-12-29 11:56 | シニアの時間 | Comments(0)
2005年 12月 28日

目の前が真っ暗

午後、映画さゆりを観に行った。
今回が2度目である。
何度でも見たく成る良い映画なのだ。(ちょっと嘘)

その映画館で、文字通り目の前が暗く成る恐ろしい経験をした。
映画が終って立ち上がった時、右目の感覚がおかしいのに気が付いた。
暗い映画館の中で何故なのか分からない。
ロビーに出ると視界がはっきりしない。
左目を閉じて右目だけで周りを見て愕然とした。
目の前が真っ暗だった。
正確には殆ど真っ暗で、黒い雲の隙間から微かに動く物が見えた。
幸運にも左目は異常がない。片目で運転して帰ろうか。

↓視界の図A
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車の中で目を閉じて少し休む。
これは夢かなにかで目を開いたら元に戻っている、
そんな期待をした。しかし、
黒い雲はそのままだった。
気のせいか左下角辺りがすこし見え始めている様でもある。
このまま失明してなるものか。
片目だけで運転を始めた。

確かに左下から見える範囲が広がっていた。
家に着いた頃は右上角に黒い長方形が残る程度までに成った。

↓視界の図B

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その辺りで回復が止まった。
その状態でチャットをした。
そんなにチャットが大事なのかと自問する。
でもこんな時だから普通に生活するのが大事なのだ。
明日の朝になれば回復するだろう、そう思いながらベッドに入った。

朝一番、病院に電話する。
その頃には視界の雲はかなり小さく成っていた。

↓視界の図C
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幸運にも8時30分の予約が取れた。
眼科医は日系人女性。とても親切でいろいろ調べてくれた。
結果、眼底の血管が破れたのが原因らしかった。
その原因は高血圧か高コレステロール。
血圧は正常だが、私はコレステロールが高い。
医者に薬を取る様に言われていたが拒否していた。
しかし現在の選択は、薬拒否か失明の危険だ。それなら薬を取りたい。

明日、もっと専門的なチェックをする事に成った。
眼科医は現在ある視界の黒い雲は残るかも知れないと言う。
「その汚点が網膜の中心でなく、端であった事は幸運でした」
女医の言葉で少し気が楽に成る。
早速主治医に予約を入れ、コレステロールを下げる薬を取る事にした。

歳を取るってこうゆう事なのだ。
徐々に身体機能が奪われて行く。
「出来るうちに人生を楽しもう」
そんな言葉が重々しく頭の中で響いた。
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by shinia62 | 2005-12-28 08:30 | シニアの時間 | Comments(8)
2005年 12月 20日

贈り物

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 何時もの様に小東京へ来たジョンが、
「これプレゼント」
と私の前に紙袋を出した。
一瞬戸惑う。クリスマスプレゼント?
それには少し早いか。
「ありがとう」
と言って受け取った。
その場で開けるとウインドーブレーカーの様なジャケットだ。
光反射テープの付いた道路作業などで着る物だ。
市のロゴが入っているので、以前の職場で支給された物だろう。
袖を通した様子は無く新品だ。
「俺のサイズだけどサムが着ても大丈夫だと思うよ」
 早速来てみる。ピッタリだ。
「小東京の道路脇で荷を降ろす時など着ていると
目立つから安心だよ。
そんな時に不注意運転の車にぶつけられる事って多いからね」
 ジョンの思いやり有る言葉に泣く。(笑)
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by shinia62 | 2005-12-20 11:29 | シニアの時間 | Comments(0)
2005年 12月 17日

寝坊サンタ

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朝の散歩で見る、雪だるまサンタ、
この朝は寝坊でした。
まだ横になって眠っている様です。

クリスマスの夜に活躍するサンタのことですから、
夜に強く朝に弱い人なのでしょう。
クリスマスまで良く寝てエネルギーを蓄えていて欲しいですね。
ロサンゼルスは冬でも氷点下に成る事は有りませんから、
良く眠れる事でしょう。

なんて事を考えながらその前を通るのですが、
サンタの寝坊の本当の理由、
それはただただ電気の節約でしょう。(笑)
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by shinia62 | 2005-12-17 03:16 | シニアの時間 | Comments(0)
2005年 12月 14日

雪だるまサンタ。

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散歩道で見つけた、
質素だが可愛いデコレーション。
夜には雪だるまのサンタや
右側のトナカイ達に灯りが点いて、
奇麗なんでしょうね。

豪華なクリスマス飾りも素敵だが、
とても微笑ましいこの飾りが好き。
心がほのぼのする。
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by shinia62 | 2005-12-14 08:43 | シニアの時間 | Comments(8)
2005年 12月 12日

スピリチャル・ガーデンのスピリチャルな薔薇。

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先日レイク・シュラインへ行った時見つけた薔薇。
沢山の薔薇の中で一番光っていた。

緑の水面に白い渦が静かに回って、
吸い込まれそうなそれを見つめながら瞑想する。
そんな人達が多いスピリチャルな公園だ。


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by shinia62 | 2005-12-12 13:43 | シニアの時間 | Comments(2)
2005年 12月 10日

写真集

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 アマゾン・カムで買った「さゆり写真集」が届いた。
今夜映画を見に行こうと思っていたので、良いタイミング。
なかなか立派な写真集だなあとか思いながら、自分の姿を探す。

 ところが、半分ページが進んでも無い。
3分の2見終わっても無い。
5分の4見終わってもやはり無い。
6分の、、、、、(笑)。

全部見終わっても無い。
見逃したかともう一度ページをめくる、
諦めの悪い私。無い、、、、泣く。

しかし、全くないとも言えなかった。
非常に微妙に、有ったと言えば有った。

それが下の写真。
監督とカメラマンが何やら話している。
監督の左に渡辺謙。
そしてここが肝心なところ。
渡辺謙の左隣にちらりと光る禿げ頭の破片。
顔は監督の手で完全に抹殺されているが、これが私ね。
衣装で分かるのだ。
知人に写真集を見せる度、この説明を繰り返すのは気が重いが、
これに命を掛けよう(笑)。


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by shinia62 | 2005-12-10 04:04 | はりうっど、ハリウッド | Comments(4)
2005年 12月 07日

オルゴール

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 入り口の大きな門を入ると、直ぐ左に池が有った。
そこには2羽の白鳥が浮かんでいる。
良く手入れされた芝生の緑が眩しい。
まるで絵の様な風景が広がる。
右手にオフイスと花屋が有る。
このフォーレストローン墓地の丘の上に、
B氏が眠るモザリアムは有った。
そして今日が彼の3回目の命日であった。

 荘厳な入り口のドアを押すと薄暗い廊下が続く。
迷路の様に入り組んだ廊下の壁には、死者の名前が刻まれ、
花を生ける為の花瓶が、金属のアームの中に収まっている。
ひんやりとした空気を頬に感じながら、私は奥へ進んだ。
ステンドグラスを通して入り込んだ光が、
床に色とりどりの模様を描いていた。
どこからか微かに癒し系の音楽が流れる。
外からは想像も出来ない別の世界がそこに有るのだった。

 B氏の墓へ花を供え、
少し物思いに耽っただけで、私は外へ出た。

「どちらかが先に死んだら、あの世からサインを送ろうね」
 B氏が元気だった頃、
私達は良くそんな冗談を言って笑った。
しかし、彼が死んで暫くは、
私はあの頃のたわいのない話しを信じたい気持ちで一杯だった。
勿論そんな事が起こる訳も無い。

 その夜私は夢を見た。
何処かの公園だった。
何と言う花なのか、鮮やかな黄色が地面を覆っていた。
その中に有るベンチに腰を下ろすと、
何処からかオルゴールの音が聞こえた。

 暗い部屋でふと目が覚める。夢だったのだ。
枕元の緑のデジタル文字が、午前3時を示していた。
夢から覚めたがオルゴールの音はまだ聞こえていた。
寝ぼけた頭の中でアイスクリームのおじさんかと、
あり得ない事を思った。

 その音は直ぐ近くだった。家の中で鳴っている。
眠気が吹き飛んで、ベッドから起き上がった。
何処で鳴っているのか、突き止めなくては成らない。

 居間からだ。 
B氏の遺品の一部が仕事場のテーブルの下に有る。
音はそこからだった。
沢山有る段ボール箱に耳を近づける。
確かにその1つからオルゴールの音がした。
 
 箱を開ける。
ブルースの好きだったおもちゃが沢山入っていた。
その中の1つが聞き覚えの有るメロディーを奏でていた。
ダンシング・クラウンとタイトルの付いた小さなオルゴールだ。
切り抜きのピエロが音楽に合わせて踊っていた。

 箱はこの3年間一度も開けた事は無かった。
その中の1つが行き成り鳴り始めるなんて、
不思議な事も有る物だ。

 オルゴールはピエロの下に有る引き出しを開けると、
鳴り出す仕組みだった。
何らかの振動で引き出しが1人で開いたのだろうか。
それを取り出してテーブルの上へ置いた。
懐かしい思い出が蘇る。

 半分引き出された小さな引き出しに、白い紙切れが見えた。
取り出してみると、B氏の手跡でこう書かれていた。

「ハーバーヴィレッジで9月、2002年。サムと一緒に」

 ベッドに戻ったが,寝付かれなかった。
あれはB氏からのメッセージなのか。

(完)


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by shinia62 | 2005-12-07 14:33 | Comments(4)
2005年 12月 05日

インタビュー

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小東京で無料の日本語雑誌ブリッジを発見した。
桃井かおりのインタービューが載っている。
そして表紙も彼女が。
インタビューの内容は勿論メモアール・オフ・ゲイシャ(さゆり)の事。
彼女はユニークなキャラクターで面白い。
マネジャーも世話役も無く1人でやって来たとか。
それだけでもたいしたものだ。
彼女の見たハリウッドの様子が笑える。

それは良いのだが。
メモアール・オブ・ゲイシャのインタビューなら
誰かを忘れては居ませんか。(笑)
そう、ハリウッドスターの「サム」だ。
なんで声が掛からない。
それなら自分で勝手にやらせてもらうわ。
とばかりにやってみた。
雑誌の表紙デザインを。
下のがそれだ。↓


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 どうだ、参ったかあ、、、、。(拍手)
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by shinia62 | 2005-12-05 13:57 | シニアの時間 | Comments(10)