ちょっとシニアチック Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

shinia62.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:水彩画のこと( 34 )


2008年 02月 25日

お絵描き教室その2 「春の飛沫」

c0053177_4202563.jpg

 (完成までを徐々に下方へ更新していきます。)

 今回はマスキング液を使って描いてみます。スケッチの段階で白
く残したい部分にこれを塗ります。スケッチを見易くするため画像
のコントラスを強くした結果マスキング液が黄色に見えますが。実
際はオフホワイトで殆ど色は有りません。手前の黄色と白の花、上
部のしろいコブシの花、流れの飛沫に液を塗りました。それが乾い
たら次のステップへ進みます。


c0053177_653440.jpg

 最初に基本色を一気に塗る。緑の数段のグラディエーションを使
い分け、明るい部分や暗い部分の雰囲気を同時に創りだす。滝の部
分はネガティヴペインティングで紙の白を残しましょう。白の部分
に色が入り込み過ぎない事。私は何時も必要以上に白を残す様心が
けています。塗り過ぎは後戻り出来ないので要注意です。


c0053177_10504237.jpg


 マスキング液を剥がす前に、もう少し描き込みます。滝の水飛沫、
流れ、岩上の草などです。必要以上に描き込まないよう注意しまし
ょう。マスキング液を剥がした後背景に自然に馴染ませるには背景
が仕上がってしまっては難しく成ります。


c0053177_1058415.jpg


 マスキング液を剥がします。剥がした後は上図の様に成ります。


c0053177_059080.jpg


 上部の白い花と手前の黄色の花を描きます。雑草や滝の流れを
もう少し描き込み、サインを入れて仕上がりです。
[PR]

by shinia62 | 2008-02-25 04:27 | 水彩画のこと | Comments(10)
2008年 02月 08日

2/7/08 お絵描き教室

c0053177_12121827.jpg


 絶大なる反応とリクエストに応え(2件程)、暫く振りのステッ
プ・バイ・スッテプお絵描き教室を行いたいと思います。その最初
のステップは勿論スケッチ。新鮮さが重要な透明水彩です。紙の表
面を汚さない様出来るだけ軽く簡素なスケッチにしましょう。正確
なスケッチ無しで描くのが不安な方は別の紙にスケッチを描いて水
彩紙にトレースする方法もあります。私個人としては、スケッチの
描き過ぎは精神的に固まってのびのび描けなく成るのでお勧めしま
せん。絵の具で描きながら画面を整えるのが良いでしょう。
(私のスケッチは上図の様な簡素なもの↑)


c0053177_12125317.jpg


 最も光が当たり明るい部分は紙の白を残します。従って最初の着
色は次に明るい部分と成ります。この絵の場合、黄色とピンクの花
を塗ります。岩の薄い影も一緒に塗りましょう。花を仕上げて次に
進むと言った描き方は全体のバランスを見失い描き過ぎたりします。
詳細の描き込みは後にしてどんどん先に進みます。同時に全体に手
を付けるのが骨です。
(薄い花の色と岩の影を塗る↑)


c0053177_12151216.jpg


 「透明水彩は薄い色から塗る」が一応基本ではありますが、構図
やコントラストのバランンスを整えるため行き成り濃い色を塗って
も構いません。ここでは濃い緑を塗り込みます。
(緑を塗り込む↑) 


c0053177_12163716.jpg


 緑の草の部分と岩の部分に詳細を加えます。↑


c0053177_12174090.jpg


 手前の草と花に手を加えます。ピンクの花の茎の部分を細い筆で
書き加えました。殆ど出来上がりですが、ここで手を休め、何日か
置きましょう。要所要所の合間を充分に取り考えながら進む事が大
事です。水彩画は後戻りが出来ません。
(「野の花」レッスン終ります。仕上がりはその内掲載します)
[PR]

by shinia62 | 2008-02-08 12:27 | 水彩画のこと | Comments(8)
2006年 05月 19日

風景画 1

c0053177_624679.jpg


c0053177_605412.jpg


↑上の写真から以前描いた風景画です。
今回は同じ風景を違った雰囲気で描きます。


c0053177_671697.jpg


↑まずサムネイル・スケッチを描きます。
水彩画の場合コントラストの失敗はやり直しが効かないので、
何処を暗くするとか何処に光を当てるとかをよく考える事です。


c0053177_8104177.jpg


↑基本的なアイデアがまとまったところで、
水彩画紙にスケッチしましょう。
軽くガイドラインを引く程度。描き過ぎて紙の表面を汚さない事。
この画像では殆どスケッチが見えませんが、
それで良いのです。(笑)  


c0053177_8181766.jpg


↑明るい色から塗り始めます。
濁った色にならない様気を付けましょう。
1度に3色以上の色は混ぜない事。
偶然な滲みや隣の色とのミックスも水彩画の面白さ。
この辺りまではのんびりですが、
次のステップからが大事です。



c0053177_8243167.jpg


↑中間色と強い色で全体をまとめて行きます。
スケッチの線は気にしないこと。
サムネイル・スケッチの効力はここから出てきます。
この段階で全体の雰囲気が出来上がるのです。


c0053177_8334342.jpg


↑画面中心の大きな木や、その他の木々を書き込みます。


c0053177_8362414.jpg


↑中心の木の左側に光を当てる。
細い筆で水を塗りテッシュで色を拭き取ります。
これで出来上がり。


c0053177_8503682.jpg


↑木々のクローズアップ。
[PR]

by shinia62 | 2006-05-19 06:21 | 水彩画のこと | Comments(6)
2005年 03月 12日

アイリスの製作過程。

以前からやってみたかった、水彩画の作成過程。
その1を載せます。

c0053177_1145189.jpg
■紫のアイリスの花を描きます.花の色を浮き立たせる為、水彩画紙を殆ど水の様な黄色でウオッシュします。上から下へ少しずつ明るく成る様塗ります。
 黄色が乾いたら、薄くスケッチしましょう.中心に成るアイリスの花を軽く描きます.鉛筆は柔らかいもの。私は6Bで書いています。力は入れないこと.スケッチは出来るだけ簡単に、細部は書かない.
c0053177_1163056.jpg
■アイリスの花に最初の筆を入れます.紫の花ですが、三色のグラディエーションで描きます。こうすると立体感が出ます。私はマリンブルー、セルリアンブルー、パーマネントローズで描いています。水彩画で大事なのは一色をべた塗りしないこと.平面的に成り深みが無くなります.
c0053177_1174589.jpg
■細部の仕上げは後まわし、全体の調和を見ながら描きましょう。その為には全体を同時に描くのが良いのです.色彩の相互関係が出し安く成ります。
c0053177_1192411.jpg
■全体に最初の色が入ったら、少しずつアクセントを入れます.この段階ではマットを使い作品を見ると、構図のバランスなどが良く見えます.水彩画は根を詰めて仕上げると描き過ぎる危険性が大きいのです.まだ未完成な辺りで止めましょう。その後は何日か掛けて、ゆっくり手を加えます.


↓アイコンをクリック、人気投票にご協力ください。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ


[PR]

by shinia62 | 2005-03-12 11:15 | 水彩画のこと | Comments(4)