ちょっとシニアチック Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

shinia62.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:水彩画のこと( 23 )


2015年 12月 17日

考える

c0053177_1323947.jpg

12/16/2015/水

 水彩画教室の日であった。最近は教室に行くのが楽し
い。生徒達は頑張っている。生徒達の上達が見えて来る
のが嬉しい。最近は生徒の方が斬新な絵を描いておりこ
ちらが勉強しなくてはと思ったりする。シニア達の憩い
の場化している教室でもある。なので健康管理の話題で
盛り上がる事もしばしば。ホリーデーシーズンのせいか
生徒達の差し入れスイートがどっさり並ぶ。パーティー
か、はたまた教会のラメージセールかと言った状態。絵
を教え始めてから体重が増えたようで気になる。と言う
のは冗談。ほんとのところ痩せ過ぎの感がするシニアで
ある。

 最近ネット水彩画教室の問い合わせが3件入った。今
まで殆ど反応のなかったネット教室の宣伝。どうしたの
だろうか。ただ、ネット水彩画教室は個人授業に成るの
で数はこなせない。新しい生徒を増やすのは無理そうだ。
テキストを使って教えるのなら問題は無いが、絵を教え
るのに決まったテキストを使うのには無理がある。生徒
の個性を伸ばそうと思えば決まったテキストは使えない。
どうしても個人教授に成る。

 この教室を教え始めて今年で7年半に成る。来年、つ
まり2016年は8年目に成る訳だ。この教室は結構な
歴史がある。私が教え始める10年前から有った。私は
途中から参加した。最初は張り切し過ぎて生徒が混乱し
た事もあった。来年はこの教室をもっと発展させたい。
ロサンゼルスの水彩画教室と言ったら「ガーデナ水彩画
教室」と言われるようになろう。そう言えば正式に教室
の名前を考えた事が無かった。生徒にシニアが多いので
「シニア水彩画教室」にするか、女性が多いので「奥様
水彩画教室」はどうか。平日のクラスだから仕事が有る
人は来れない。なので「浪人水彩画教室」はどうだろう。
いっそうのこと「引きこもり水彩画教室」にしてはどう
か。などと考える年の暮れである。


↓アイコンをクリック、人気投票にご協力ください。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ


[PR]

by shinia62 | 2015-12-17 13:19 | 水彩画のこと | Comments(0)
2009年 04月 02日

お絵描き教室

 ラグナビーチ付近で撮った海のシーン。岩に砕ける飛沫と波の
うねりが面白い。今回はこのシーンを描いてみます。


c0053177_05121.jpg

軽い鉛筆スケッチをした後、マスキング液で岩に砕ける飛沫をカ
バーする。これで岩を塗る時、飛沫を塗りつぶす心配が無くなる。
この作品はまず岩を最初に描く。イエロー、バーントシアナ、ク
リムソン、マリンブルーを使い岩の雰囲気を捉える。この段階で
岩を完成する必要はない。構図の調和を見ながら岩の位置を決め
るのがこの段階の重要なポイントである。


c0053177_055896.jpg

 海は遠景から塗り始める。遠景から手前へ、濃いブルーから暖
かくてソフトなブルーへと変化をしながら塗り込む。白波の泡立
つ部分は塗り残し(ネガテブペインティング)技法で残して行く。
急ぐ事は無いのでゆっくりうねりの感じを捉えよう。どんな題材
でも自然の中に有るものは微妙な色彩の変化が有る。茶色の岩、
青い海、白い波、どれをとってもそれ一色を塗れば良いのではな
い。海の色は遠景がコバルトブルー、セルリアンブルー、グリー
ン、クリムソンこれらの色彩が微妙に変化する。手前の海は暖か
く黄緑やイエローオーカーなどが、セルリアンブルーと混じり合
う。


c0053177_064395.jpg

海や岩の色が乾いたらマスキング液を剥がす。剥がした後の不自
然なエッジを筆で和らげ絵に溶け込ませる。マスキング液を使う
時この作業は大事だ。岩や海はこの段階まで大雑把な感じだけを
掴めば良い。最後の仕上げで全体との調和を見ながら岩や海の詳
細を描き加える。

 水彩画は簡単ですね。あっと言う間に出来上がりである。
[PR]

by shinia62 | 2009-04-02 00:20 | 水彩画のこと | Comments(2)
2009年 01月 27日

お絵描き教室「道ばたの花」

c0053177_843587.jpg

郊外のドライブで見つけた道ばたの花を描いてみよう。
最初のステップは明るい部分の基本色を塗る。
同時に主題の花達をマスキング液でカバーする。


c0053177_8454651.jpg

マスキング液が乾いたら、背景の濃いグリーンを塗ります。


c0053177_8521610.jpg

左の山道に詳細を描き加える。
背景のグリーンが乾いたらマスキング液を剥がしましょう。


c0053177_853460.jpg

最後にラベンダーの花と黄色い花を塗り込みます。
全体のタッチアップをして完成です。
[PR]

by shinia62 | 2009-01-27 09:12 | 水彩画のこと | Comments(10)
2008年 08月 06日

お犬様

c0053177_11205643.jpg


犬のポートレートを頼まれました。写真を3枚頂いてそれを元に描
く事に成ります。頼まれ仕事は自分の絵の様に好き勝手に遊ぶわけ
にはいかず緊張します。特にポートレートはモデルの特徴を掴まな
くては成りません。それにこの子犬(シベリアンハスキー)は子犬
らしからぬ鋭い目付きです。そうかと言って可愛く描いたら嘘に成
るので、写真より少々目元を緩ませてみたり苦労しました。

まずスケッチからです。いつもより神経を使い丁寧に書き込みまし
た。大事な目と次いでに耳のピンクを塗ります。


c0053177_11214790.jpg


犬の薄い影と背景の基本色を一気に塗ります。


c0053177_11223826.jpg


ここで犬を殆ど仕上げました。背景の石灯籠を描き込みます。


c0053177_1123358.jpg


犬の目は向かって左が青で右は茶です。写真では右側の目は殆ど黒
い影に成っていて見えません。それをはっきり描いてしまうと表情
が変わります。微妙に影に成り、微妙に目の色が解るよう描くのに
気を使いました。

最後に手前の地面のトーンを落として犬の白が際立つよう工夫しま
した。注文で描く作品は疲れます。自分との戦いに成りますね。
[PR]

by shinia62 | 2008-08-06 12:24 | 水彩画のこと | Comments(14)
2008年 07月 18日

お絵描き教室

c0053177_8234278.jpg


海をのびのびと描きたいのでカモメにマスキング液を塗りました。
そうしておいて基本に成る岩の色海の色を一気に塗る。
これだけで全体の感じが見えてきましたね。


c0053177_8243652.jpg


海や岩の詳細を描き加え
カモメのマスキング液を剥がします。


c0053177_8252415.jpg


カモメを描き込むと、、、
あら不思議(不思議でもなんでもない)いつの間にか仕上がりです。
水彩画って本当に簡単ですね。

(今日の作品:タイトル「カモメの休憩さん」)
[PR]

by shinia62 | 2008-07-18 08:36 | 水彩画のこと | Comments(2)
2008年 06月 15日

お絵描き教室

c0053177_759181.jpg


 スケッチの時にリンゴの光っている部分にマスキング液を塗って
みました。でもこれは要らなかったですね。この程度なら塗り残せ
ば良いことです。


c0053177_802824.jpg


 リンゴ、花瓶、花の基本色をさっと塗ります。こうして全体を塗
り込んで色彩のバランスをチェックします。


c0053177_812019.jpg


 次に背景、テーブルを基本色で塗り込みます。全体の色彩、コン
トラストはここで決まります。


c0053177_821196.jpg


 最後に必要な詳細を描き加え完成です。裸電球のスポットライト
を当てて描きました。暖かい光のきらめきが感じられるでしょうか。)
[PR]

by shinia62 | 2008-06-15 08:19 | 水彩画のこと | Comments(10)
2008年 04月 17日

朝陽の当たる家

c0053177_23501134.jpg


 モンテビデオの朝の散歩で見た街の一角。壁に踊る木の葉の影が
とても良い感じで描きたい気持が刺激されました。まず簡単なスケ
ッチをさっさっと。今回は何時もの水彩画紙コールドプレス140
lb荒目ではなくホットプレス140lbの紙を使いました。紙により
絵の具を塗った時の反応が全く違うので戸惑います。ホットプレス
は俳画の様な単純な花の絵などに使っています。その紙に敢えて挑
戦したいと思います。


c0053177_2351927.jpg


 一番明るい部分は紙の白を残すので、次に明るい部分を塗り込み
ましょう。ホットプレスの紙は乾きが早いので油断が出来ません。
でも外で素早く描くには理想的な紙でしょう。


c0053177_2352230.jpg


 このステップでは壁の部分。車などを描き込みます。最終段階で
描き込む影の他はこのステップで仕上げてしまいます。


c0053177_23524275.jpg


 この風景が描きたい理由は影の面白さでした。私は子供の頃から
一番美味い物を最後に取って置くと言う習慣が有ります。食糧難の
時代に育った後遺症でしょうか。絵を描くときにこの癖が出て、美
味しい部分を最後の楽しみに取って置くのです。
 それではその美味しい部分を一気に食べましょう。影を塗り込み
ます。これが簡単そうで難しい。影の色をパレットにどばっと作っ
て塗り込めば良いって事ではないのです。影は一色じゃないのです
から。建物の色や回りの状態に微妙に影響を受けながら影の色が決
まります。いままで静かだった画面がここでがらっと様相を変える
のがなんとも興奮します。(完成)
[PR]

by shinia62 | 2008-04-17 00:27 | 水彩画のこと | Comments(14)
2008年 04月 05日

お絵描き教室「忘れられた植木鉢」

c0053177_1132498.jpg

 スケッチと同時にマスキング液を塗ります。それが乾くまで漫画
でも読みながら時間を潰しましょう。今回の作品は裏庭に放置され
た植木鉢と、枯れ草の中に可憐に咲く雑草の花を描きましよう。


c0053177_114028.jpg


 背景の色を全体に塗りました。鉢植えの明るい部分の色も同時に
塗ります。


c0053177_1144536.jpg


 枯れた雑草が藁を敷いた様に地面をカーバーしています。その感
じを大きな筆で手早く塗ります。


c0053177_115417.jpg


 枯れ草の中に元気に花を咲かせる雑草の緑を加えました。何と言
う花なのか小さな薄紫(殆どピンク)の小さな花が可憐です。それ
と植木鉢の暗い影を塗り込みます。この暗い影と小さな花のコント
ラスが面白くて描き始めた作品なのです。マスキング液を剥がす前
に描くのは此処まで。


c0053177_1163277.jpg


 楽しい、楽しい、マスキング液剥がしです。此処で突然絵の様
相がはっきり出て来るので、私はこの作業が大好きです(笑)。


c0053177_1172616.jpg


 可憐な花を紫、ピンクなどのコンビネーションで塗ります。マ
スキング液で抜き取った部分は背景から飛び出してしまう危険が
あります。強過ぎりコーナーを柔らかくぼかし背景に馴染ませま
しょう。はい、最後にサインを入れて仕上がりです。簡単ですね。


↓アイコンをクリック、人気投票にご協力ください。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ


[PR]

by shinia62 | 2008-04-05 11:16 | 水彩画のこと | Comments(4)
2008年 03月 26日

猫を描こう

c0053177_86573.jpg


 今回は趣向を変えて猫を描いてみます。スケッチは軽く簡素に描
きましょう。しかし風景や花とは違い動物は目が大切なので、何時
もよりスケッチに気を使いました。


c0053177_864643.jpg


 ステップ1、目を中心にポイントに成る色を塗り込みます。


c0053177_874070.jpg


 目を描き、同時に胸の辺りの毛の感じを描き込みました。


c0053177_883972.jpg


 ここで背景を塗ります。部分的に仕上げる前に全体の色調を整え
ましょう。明るすぎる目に影を描き込みました。こうする事で表情
が少し穏やかに成ります。


c0053177_892319.jpg


 仕上げは背景の椅子の一部を描き加え、少々きつい目の回りの白
をトーンダウンします。そして髭を描いて終わりです。水彩画で白
を使うことは滅多にありませんが、動物の髭を描く時は重宝します。
[PR]

by shinia62 | 2008-03-26 08:27 | 水彩画のこと | Comments(12)
2008年 02月 25日

お絵描き教室その2 「春の飛沫」

c0053177_4202563.jpg

 (完成までを徐々に下方へ更新していきます。)

 今回はマスキング液を使って描いてみます。スケッチの段階で白
く残したい部分にこれを塗ります。スケッチを見易くするため画像
のコントラスを強くした結果マスキング液が黄色に見えますが。実
際はオフホワイトで殆ど色は有りません。手前の黄色と白の花、上
部のしろいコブシの花、流れの飛沫に液を塗りました。それが乾い
たら次のステップへ進みます。


c0053177_653440.jpg

 最初に基本色を一気に塗る。緑の数段のグラディエーションを使
い分け、明るい部分や暗い部分の雰囲気を同時に創りだす。滝の部
分はネガティヴペインティングで紙の白を残しましょう。白の部分
に色が入り込み過ぎない事。私は何時も必要以上に白を残す様心が
けています。塗り過ぎは後戻り出来ないので要注意です。


c0053177_10504237.jpg


 マスキング液を剥がす前に、もう少し描き込みます。滝の水飛沫、
流れ、岩上の草などです。必要以上に描き込まないよう注意しまし
ょう。マスキング液を剥がした後背景に自然に馴染ませるには背景
が仕上がってしまっては難しく成ります。


c0053177_1058415.jpg


 マスキング液を剥がします。剥がした後は上図の様に成ります。


c0053177_059080.jpg


 上部の白い花と手前の黄色の花を描きます。雑草や滝の流れを
もう少し描き込み、サインを入れて仕上がりです。
[PR]

by shinia62 | 2008-02-25 04:27 | 水彩画のこと | Comments(10)