2008年 09月 23日

ハンティントン・ライブラリー

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 工事中だったハンティントン・ライブラリーの中国庭園と美術館
が完成した。それを知ったのは日本語情報雑誌だ。前回訪問したと
き工事中で残念な思いをした。美術館は何度も見ているけれど、中
国庭園は全く新しいもので是非見たい。ウエブで開館時間を確認す
る。月曜日は正午から4時半である。サンゲーブルで昼食を済ませ
それからライブラリーへ行けば丁度良い。水彩画の題材も品切れに
なっているのでばしばし写真を撮らなくちゃ。

 朝からの曇り空は、正午近くにからっと晴れ陽射しが暑い。1年
ぶりくらいだと思うけれど、入場料が20ドルになっている。前回
は15ドルだったぞ。しかし料金表を良く見るとシニア割引がある。
ここのシニアは65歳以上。そして私は今年で65歳。「シニア一
枚!」私は胸を張って叫ぶ。12ドルである。シニア万歳!こんな
に良くしてもらって良いのだろうか。

 館内に入ると、美術館や図書館を通り過ぎ、日本庭園を横切って、
中国庭園へまっしぐら。そこには大きな池を中心に、これでもかと
言わんばかりの中国的建物が並ぶ。私は池の回りで写真を撮る。水
は良い、心が落ち着く。私はあのちくちく角の出た建物がどうも行
けない。それより水に映る岩や木々、時々極彩色をちらつかせる鯉、
そんな風情に心惹かれる。絵の題材はこうでなくちゃ。それから日
本庭園、睡蓮池、カクタス庭園などで写真を撮りまくる。

 撮影が終わったら美術館散策。以前なら早足で見て回る私だった
が、歳のせいなのか最近はじっくり絵の中に入り込む余裕がある。
100年も前に描かれた油絵の筆さばきを間近に見ていると、私の
心は100年前に飛び、これを描いた画家に成り、頭の中で絵筆の
動きをなぞっていた。

 私の大好きな作品に再会した。タイトルはRocky Landscape と
やけに単純だが、その絵の力は凄い。嵐の後なのか渦巻く雲。その
切れ目から覗く青空。逆光の岩肌の黒いコントラスト。私はそこに
立ち尽くし暫く眺めた。そのイメージを自分の脳に焼き付ける様に。
いつか水彩でこんな絵を描いて見たい。

 午後4時ライブラリーを後にした。良い絵を見たし、水彩画の題
材を沢山集めたし、有意義な一日に成った。

(今日の作品:雪解けのヨセミて公園。)
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by shinia62 | 2008-09-23 13:46 | シニアの時間 | Comments(4)
Commented by かず at 2008-09-24 10:13 x
俺がさむさんの絵が好きなのは絵の構成力のよさと、色使いがとてもきれいなこと、そして併せて大胆な筆遣いです。なかなか盗めない状況ですが、そのさむさんが筆さばきに惚れる・・・相当の絵なんでしょうね。中国庭園での力作楽しみにしてまーす!
Commented by lanova at 2008-09-24 10:26
Huntington Library、あのLAのアパートからは30分くらいで行けて、何度も何度も行きました。ブログにも10回以上エントリーしています。何だか懐かしいとともにもう簡単に訪れることはできなくなった寂しさを感じています。1本だけTBさせていただきました。
Commented by shinia62 at 2008-09-24 21:53
かずさん
水彩画の題材が沢山揃いました。暫くはハンティントン・ライブラリーシリーズの作品を描こうと思います。乞うご期待!!
Commented by shinia62 at 2008-09-24 21:55
lanovaさん
中国庭園が新しく出来て又楽しく成りました。最近は美術館もじっくり楽しむ事が出来る私です。少しは絵の解る大人に成った様で嬉しいです。(笑)


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