2008年 05月 28日

可愛いおとうさん?

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 行き成り忙しく成ってきた。明日のリハーサルの為に台詞の練習。
合間に水彩画の新作を描き始める。そして午後遅くオーデション。
もうとっても充実した1日であった。が、オーデションへ行く車の
中で電話が鳴る。「さむ、明日もオーデションがあるからね」とエ
ージェントのジーン。えっ、リハーサルはどうなるのだ。もっとも
こちらは仕事ではないからリハーサルは取り止めだね。演劇グルー
プに入って初めてのリハーサルだと言うのに残念。自分には珍しく
台詞も良い感じで覚えたのに。

 オーデションはシニアーを対象とする健康保険会社の仕事。65
歳から70歳のアジア人の役。プリントだと聞いていたけれど、演
技みたいな事をさせられた。プリントとは広告のモデルなので外見
だけのオーデションの筈。一応ポーズのリクエストも有るからそれ
だったのかも。

 幾つかの表情をカメラの前で演じた後「はい、笑ってください」
との指示。クスクスから始まってへへへへ。直ぐ終るのかと思った
ら「はいもっと笑って」と言うので、あははは、になりゲラゲラ笑
いに成り、ついにはぎゃははははと腹の皮がよじれる笑いに。オー
デション会場の女性2人も笑い出す。最後に「あなた可愛い」と言
われた。65歳のおとうさんに可愛いってのはねえ。と一瞬微妙な
気持だったけれど、その言葉を噛み締め消化してみると悪い気はし
なかった。「あなたキモイ〜」よりは何百倍も褒め言葉だと信じる。
でもキモイ〜だってこの世界では一つのキャラクターだものね。結
局のところ何と言われても良いと思えば良い。

 オーデションはすっかりコンピューター化されて、殆どの作業は
その中で済む。俳優達は商品よろしくバーコードが付いていて、全
ての情報がそれで解る。これは確かに便利。オーデションの度、書
類に詳細を書き込む作業は可成り面倒なのだ。

 もっともバーコードがおでこに付いていて、読み取り機でピーピ
ーってことではないのでご安心を。

(今日の作品:これは随分昔の作品。塩の効果を使って描いた波し
ぶきが絶妙。今こんなの出来るかなあ。)
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by shinia62 | 2008-05-28 23:44 | はりうっど、ハリウッド | Comments(4)
Commented by lanova at 2008-05-29 11:01
なんだか感触良さそうですねえ。さむさんの「可愛いお父さん」は言いえて妙かも…保険のコマーシャル何だかさむさんが演じるような気がしています。これで画面の中のさむさんに会えますね!
Commented by かず at 2008-05-29 11:12 x
さむさん何事もプラス思考ですよ!俺の経験からして、その気持ちを持てばそんなに失敗は少ないもんです。だんだん俳優業も板についてきているようで何よりです。この波しぶきの絵、最新作かと思いました、海しぶきと色彩に独特感が伝わってきました!
Commented by shinia62 at 2008-05-29 12:18
lanovaさん
オーデションに行く度夢を抱く訳ですが、オ−デションが済んだらその答えは気にせず次のオーデションに向け技術を磨く。これが我々下積み俳優の合い言葉です。もっとも私はまだ俳優とも言えないですが。だからこそ面白いのかもね。
Commented by shinia62 at 2008-05-29 12:23
かずさん
少しずつですが、オーデションの度に何かを掴んでいる感じです。台詞覚えも以前より進歩している様ですし。続ける事が大事ですね。■この作品は昔の作品です。色彩が独特で不思議な雰囲気を感じます。


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