ちょっとシニアチック Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

shinia62.exblog.jp
ブログトップ
2006年 03月 22日

私しのハリウッド =カラテキット2= その2

 スタジオの壁にいろんな資料が張られていた。建物の図面、店の
中らしい設計図、そして沖縄の街の写真などである。それを元にセ
ットがデザインされる。
 中でも私の興味を惹いたのが絵コンテ。漫画の様にコマ割で映画
のシーン展開を説明する物だ。劇画調の荒いタッチが面白い。
 ここを本拠地として私の映画仕事が始まる。スタジオには最初の
訪問で紹介された、プロダクション・デザイナーのビル・キャサデ
ィー。そしてもう一人のビル・ティーガーデン。日本情緒満点なラ
ストネームだ。そして私の3人。
 初日のその日、ビルは何枚もの図面を私の前に置き説明を始める。
これから始まる大仕事に胸はドキドキだが、クールを装う私であっ
た。

「まずこれらの看板を作ってもらいます」
 リーガルサイズ用紙4枚にびっしり書かれたスケッチ。英語のそ
れを日本語に訳し看板に仕上げる。その量の多いのに唖然とする。
「必要ならスタジオ看板部の職人にも手伝ってもらう様に」
 と言っても日本語だ。これは大変な事に成ったと身体が熱く成る。
その他に街のセットの文字書きもあった。店のウインドウや壁の文
字、テントの文字にそれから、、、気が遠く成る。とにかくやるし
かない。日本人のメンツが掛かっている。

 その中の何点かをご覧頂こう。
まずこの図面中央の垂れ幕。長さ14メートル程の大きな物だ。材
料はスタジオ側で用意された。厚いキャンバス地。ペイントが吸い
込まれて書くのが大変だった。


c0053177_8593451.jpg


 デザイナーが作ったオリジナルスケッチ。


c0053177_913820.jpg


 英語スケッチ上部のデザインを日本語に訳し書き上げた垂れ幕。


c0053177_925932.jpg


 映画の画面で見る垂れ幕。(右角の垂れ幕がそれ)

 こうして仕事は始まった。
[PR]

by shinia62 | 2006-03-22 09:10 | はりうっど、ハリウッド | Comments(2)
Commented by Marrrsan at 2006-03-22 14:01 x
こういった資料や画面など細かく説明していただけるとさらに興味が増しますね。
面白くなりそうです。
Commented by shinia62 at 2006-03-23 00:24
この日の為に何でも保存しておくべきでした。
最初の経験でしたので、結構くだらない物を記念にとって置いたので良かったのですが、その気に成ればパット森田と写真撮るチャンスも有ったのに。


<< 私のハリウッド =カラテキット...      私のハリウッド *カラテキット... >>