ちょっとシニアチック Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2016年 04月 30日

不思議な出会い

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4/29/2016/金

 朝の散歩で公園まで行った。池の回りを一回り、柔軟体操と太極
拳をやって公園の出口まで来た時だった。向こうから痩せた男が公
園に入って来た。すれ違う時お互いの目が会う。
「あれ、あんた、、、、、、」
「おや、こんなところで、、、、、」
お互い驚きの声を交わす。しかし、どちらも相手の名前が出て来ない。
その顔は良く知っている顔だ。とても懐かしい。しかし何処で会った
のか。名前が何だったか。全く情報が出て来ない。仕方がないそのま
ま話を続ける。
「最近小東京で見ませんね」と男。
「ええ、何年も前に日本村のオーナーが変わってからあそこで商売は
やっていません」と私。
「そうですか、もう小東京へは行ってないんですね」
「商売はしてませんが友人と毎週日曜にみつるカフェーで朝食をして
ますので週一度は行ってます」
 会話をしながら誰だったか思い出そうと試みる。だが思い出せない。
本当に懐かしい顔なのにどうしてだ。
「いや、、、実は脳溢血でね。少しは良くなったのだけど歩くのも大
変です」と男。
何と彼は七年前にも脳溢血で倒れたのだそうだ。ようやく回復した頃
また脳溢血とは気の毒だ。それでもそれほど重傷ではないらしく会話
に不自然さは無い。手の指の動きが正常ではないのだとか。
「あんた健康そうですね」と男は言った。
「ええ。お陰さまでなんとか。ところでこの辺に棲んでいるのですか」
「ええ、直ぐ近くです」
暫く立ち話をした後、私は言った。
「この公園に散歩に来ているのならまた会えますね。私は何時もこの
時間に来ています」
又会いましょうと私たちは別れた。

 家までの道を誰だったかと考えながら歩いた。そして突然思い出し
た。K氏だ。最後に見た彼からは想像出来ない程痩せていた。見覚え
のある顔なのに誰なのか気が付かなかったのはその為だった。ふっく
らした顔立ちの男だったが、今朝の彼は私よりうんと痩せていた。お
互いの歳の話になった時、私が70歳を過ぎている事に驚いていた。
彼が私より10歳若いのだと知った。

 偶然の出会いと言うより、不思議な出会いだった。


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by shinia62 | 2016-04-30 13:35 | シニアの時間 | Comments(2)
Commented by takeshi_kanazaw at 2016-04-30 14:06
そうですね、似たような経験がありますね。
旧知の友人の名前が思い出せないまま会話したことが何度か。
共通の知人の名前はすぐ出てくるの、肝心の相手の名前が出てこない。なかなか改めて名前を聞くわけにもいかないし。
Commented by shinia62 at 2016-05-01 13:31
takeshiさん、名前を覚えるのは苦手です。顔は覚えているのですがね。笑


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