ちょっとシニアチック Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2014年 01月 08日

緊張の大脱出

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 大興奮の撮影風景をブログに書く積もりだったが止める。それより凄い経験を撮影の帰りにしてしまったからだ。撮影関係者の駐車場はブロードウエイ通りの狭い駐車場を貸し切っていた。私のコールタイムは朝の10時半だ。私のシーンが最初で現場へ一番乗り。なので車を駐車場に入れた時結構空きがあった。ところがだ、帰りに駐車場へ行ったらドライブウェイまでぎっしり車が詰め込まれていた。先ず1図を見て欲しい。↓


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黒くマークしたのが私の車。かなり奥にある。この図では車を小さめに描いたのでスペースが沢山有るようだが、もうビッチビチ。ドライブウエイは元々ようやく車の向きを変えれるスペース、そのスペースも車が一杯。ど、どないして出るねん。駐車場の係のメキシカンに「車出したいんだけど」絶対無理だと思いながらそう言う。出入り口は一個しか無い。メキシカンのおっさんは「そっか、出たいのか」とそれまで座っていたパイプ椅子から立ち上がった。駐車場の奥へ向かって歩きながら「おまえの車空を飛べないよな」。うるせえ、冗談言ってる場合かよ。と思ったけれど笑いながら「本当に飛びたい気分だよ」と合わせる。それは良いとして本当にどうしてくれるんだ。中心に停めてある車を通りに出して通路を作るか。しかしブロードウエイ通りは外に停められる場所など無い。暫し考えていたおっさんはやがて車の幅寄せを始めた。真ん中に停めてある車の間隔をぴったり付ける程詰めると、車一台程の空きが私の車の前に出来た。(2図参照)


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それから彼は中心の車を一台づつ横へ幅寄せする。そうしておいてどう見ても不可能に見える狭いスペースを使って出ろと言う。運転席から見ると絶対駄目に見える。こうなりゃ自棄だ、日本人は1ミリの空きが車の両側にあれば車庫入れも出来る運転のエキスパートだ。私に出来ない訳が無い。ゆっくりと誘導されながら先ずは私の前に出来たスペースを使い車の向きをかえる。しかし、その後の出口までのスペースはどう見ても私の車より狭く見える。しかしおっさんは偉かった。彼の誘導でそろそろ、そろそろ。なんとまあ、奇跡みたいに出口へ到達したのだ。英語の表現で良く使われるGreat jobをこれほど気持ちを込めて言った事はなかった。そしておっさんも満足そうに微笑んだ。

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by shinia62 | 2014-01-08 12:51 | シニアの時間 | Comments(2)
Commented by Marrrsan at 2014-01-08 13:22
さすがアメリカのプロは違いますね。
でもプロはこんな状態をつくらないかな。
Commented by shinia62 at 2014-01-08 23:03
ま〜さん、そうですね。あんなに車をびっしり詰めないですよね。デモそんな場合車の前輪左側に鍵を置く習慣になっているんですよ。ひょっとすると撮影隊だけの習慣化も。


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