2012年 06月 23日

サイレント・オークション

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 SGFAAの戸外絵描きコンテストの日であった。この手の催しには興味のない私だけれど会長のAさんに押し切られたかたちでイエスと言ってしまった。なので当日まで行くべきか行かざるべきかと悩んでいた。以前、そんな悩みを持った時は実行する方に掛けろと自分に言った。そのことを思い出し腹を決めた。ぐずぐずしていたお陰でその後の準備の忙しいことと言ったら。息切れがした。

 登録時間は午後4時だった。何時もの様に一時間前にギャラリーに着く。それでも私より早いアーティストが一人いた。彼と暫くお喋り。勿論私達は登録一番乗りであった。

 今回の絵描き会はギャラリーの有るオールド・ミッション周辺で絵を描き、その後作品をサイレント・オークションにかける。売り上げの20%をギャラリーに寄付すると言う趣向。どんなことに成るのか興味が有る。絵を描く時間は2時間30分。水彩画なら充分過ぎる時間だ。

 私はサンタアニタ通りとミッション通りの角にイーゼルを置く。描きだす時間は5時と決められていて、ミッションベルが鳴るのだそうだ。面白いじゃないかと思ったけれど実際にはベルなど聞こえなかった。とにかく5時に成って絵を描き始める。と思ったら鉛筆を忘れてしまっていた。仕様がないのでスケッチ無しで筆と絵の具で直接描き始めた。以前は良くやっていたことなので案ずるより産むが易しである。描き始めるととても良い調子で楽しく描ける。乾くのを待ちマットと額を付けサイレントオークション会場に並べる。油絵の人が多かったけれどみんな時間内に作品を完成させていた。油絵も早く描けるものなんだと感心した。

 オークションの他に3位までの作品に賞が出るらしい。久し振りにスケッチ無しで描いた作品はアーティスト仲間から賞賛の嵐。これならオークションでミリオンダラーの値が付くだろうと確信する。(笑)オークションは各アティストのボードが有って絵を買いたい人がそこに自分の名前と値段を描き込む。7時半に作品が展示され8時半までオークションが行われた。私はもっぱらスナックを食べていた。これで今夜の食事を此所で済ませる。

 自信満々の作品だったが買い手が付かなかった。お世辞を言われ伸びに伸びた私の鼻がもろくも折れた。私の番号が呼ばれるのを今か今かと待っているうち会長が「これで今日のオークションは終わります。呼ばれなかった人達は作品を降ろして帰っても良いですよ」との冷たい言葉。肩を落として絵を片付ける。

 そうそう例の3位までの賞のことだけれど、私は3位だった。参加アーティストは22人。賞品はエプロンだった。Cute。料理用ではなく絵描き用だったのが嬉しい。今回の絵描き会は良い経験であったし楽しかった。このような催しにもっと積極的に出席するべきだなと考えを改めた。戸外での絵描きの楽しさを教えて頂いた。

 この話には後日談がある。

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by shinia62 | 2012-06-23 08:53 | Comments(2)
Commented by 和美 at 2012-06-23 10:24 x
3位、おめでとうございます。使える物が賞品というのは嬉しいですね。いつも、すらすら描けてますね。描き出したのはいいがガタガタっと、というのはサムさんはないみたいですね。
Commented by shinia62 at 2012-06-23 12:09
和美さん
思い切って描くのが良いみたい。なのでデモで描く時などうまく描けることが多いです。


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