ちょっとシニアチック Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2012年 02月 13日

眼鏡と格闘

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 少々遅く成ったが、2月10日の日記を書こう。この日は撮影の仕事があった日だ。コール・タイムは午前8時。朝早く起きて準備をした。朝食は撮影現場に用意されてあるので心配ない。暖かいミルクを飲んでクラッカーを頬張りさあ出発だ。その前に大事な眼鏡をチェック。ポケットを押さえると眼鏡ケースの感触。それだけじゃ安心出来ない。ケースの中の眼鏡を取り出してみる。その時だ右の眼鏡のツルがカタリと床に落ちた。付根のねじが外れている。こんな時にそれはない。もうすぐ家を出ないとコール・タイムに間に合わない。

 焦る心を落ち着かせ何をすべきか考える。外れたねじを見つけなくてはならない。ミリ単位の小さなねじをどうして見つける。最後に眼鏡を使ったiMacの前を調べる。サイドテーブルにそれらしいものが。人差し指の先で触れるとねじだった。奇跡である。ありがとう神様! 直ぐツルを取り付けなくては。しかしそれは奇跡が起きても無理だった。時間がないし眼鏡無しで殆ど見えないねじをどうして戻すのだ。とにかく今は応急手当をしよう。道具箱から細い針金を取り出す。短く切ってツルと眼鏡の付根を合わせ針金を通す。余った部分を捻り内側に曲げる。掛けてみると大丈夫のようだ。猛烈ダッシュで家を飛び出した。何時も余裕たっぷりに現場へ行く私だが、この朝はぎりぎり間に合った。血圧が普段の倍に跳ね上がったに違いない。お陰で仕事は無事終わった。

 気になって、気になって次の朝一番にツルの取り付け作業に掛かった。しかし、目がよく見えても難しいねじの取り付け。それを眼鏡なしでしなければならない。ねじがあまりに小さいので指で持ち上げることが出来ない。このような条件下で修理出来るのか。出来なければこれを買った眼鏡店に頼むしかない。とにかくやってみよう。
 
 幸運にも眼鏡ねじ用のミニ・スクリュウドライバーを持っていた。眼鏡がなくて見えないので虫眼鏡を使うことにする。だがそれを片手で持てば作業が出来ない。細かい作業をする人達が使うスタンドがついた虫眼鏡を見た事が有るが、そんな良いものが家にはない。その辺にあるスタンドに虫眼鏡をくくり付ける。次に外れたツルと眼鏡を合わせねじを穴に差し込む。どうやってそれをするのか。ねじを指先で持ち上げるのは不可能だ。先が磁石のスクリュードライバーもあるが、私のは普通のものだ。

 考えた末、指先に糊を付けねじの頭を接着した。おお良いぞ、ちゃんと付いている。糊が乾いた頃、注意深く付根の小さな穴へねじを入れる。そこまでは成功。スクリュードライバーで恐る恐る回すがだめだ、途中で何かに当たって進まない。眼鏡側の穴とツルの穴が正確に合わさっていないのだ。角度を替えたり押し込んでみたり試みるがだめだ。やはり自分で直すのは無理らしい。完全に望みは砕けた。それでも悔しくて付根を指で力一杯押さえねじを回す。するとねじが入り始めた。おお、またまた奇跡だ。虫眼鏡を手に持って調べた。ちゃんと入っている。ばんざ〜い! 直ったぞ。

 何事も簡単に諦めては行けないと言う教訓であった。

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by shinia62 | 2012-02-13 11:23 | シニアの時間 | Comments(0)


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