ちょっとシニアチック Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2011年 07月 25日

箸とフォーク

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 何時もナイフとフォークが出るのに今朝は出てこなかった。
とは言え、和洋折衷のこの小東京の店では
箸立てがテーブルに置かれている。
だから箸使いの名人としては困ることはないのである。
しかし私が思うに箸は茶碗やどんぶりに適応するよう作られており
フォークやナイフは皿に盛られた食事用なのだ。
私の勝手な結論ではあるが真実っぽい。
それでこの店の朝食は皿に盛られているのである。

 試しに皿に盛られたご飯を箸で食べてみて欲しい。
茶碗のそれと比べて食べ難い。
日本米の粘りのあるものならまだ良い。
アメリカのロング・グレーン米だと箸で砂を持ち上げるようでじれったい。
今朝はハムをオーダしなかったのでナイフは要らなかった。
仮にハムをナイフ無しで食べると
大きなハムのスライスを箸で持ち上げ端からかぶりつく
なんて事になる。
公衆の前でこれは結構恥ずかしい。

 何はともあれ、私は難なく朝食を箸だけで終わらせた。
皿の上の最後の米粒を箸で持ち上げる私を見て
「へえ、すごいな。奇麗に食べきっちゃったね」
と同席のジョンが感心しきり。
それはそうでしょう、
60何年間鍛えた箸裁きだもの。
と自慢はしたものの、
やはり皿に盛られた食事はナイフとフォークが使いやすいと思うのだ。

 とここまで書いて、あることを想像したら
一人で大笑いしてしまった。
それはスーツでばっちり決め高級ステーキハウスへ出掛ける。
そしてステーキが出て来たら、懐から箸を取り出し食べ始める。
アメリカのステーキは大きい。
それを箸で挟んで持ち上げる。
肉汁がぽたぽたと皿にしたたる。
それに当たらないよう横から肉に噛み付く訳だ。
どんなに柔らかい肉でも空中での作業は大変だ。
結構な時間を費やす。
ようやく一口噛みきって満足そうに飲み込むと
ナプキンで口を拭いグラスの赤ワインを頂く。
それを観ていた他の客達が一斉に立ち上がり盛大な拍手を送るのであった。
つまりスタンディング・オーベーションね。

ところでステーキのお味は如何でした?
さあ、覚えていません。

 なんてね。

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by shinia62 | 2011-07-25 08:18 | シニアの時間 | Comments(0)


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