2011年 05月 24日
食べ歩きが好きなN氏はいろんな店を知っている。それもロサンゼルスに古くから有る歴史あるレストランが多い。先週の日曜日はPapa Cristo’sで昼食だった。ギリシャフード・レストランだ。かしこまった店ではなくファミレスの感じか。ギリシャ食品の店と一緒になったレストランである。 私達が店に着いたのは昼食には少々遅めの1時半を回っていたが,凄く混んでいた。入り口を入ると食料品の店がある。その左奥にレストランがあった。右側には長いカウンターとレジが有る。そのカウンター内には2、3人の従業員がお客さんの相手をしている。ふとこちら端のカウンターを見ると男の顔があった。首だけがカウンターの上に出ている。4フィート程かと思われる背の低い男だ。ぎょろっとした目と鼻の下の立派な髭。私と目が合うとその男はにこっと笑ってウインクした。小さいのに凄い存在感のある男だ。 まずはN氏の買い物に付合う。私がギリシャフードで知っているものと言ったら、ピタ・ブレッドぐらいなものだ。そうそう、なんだか知らんけれどテレビ番組で覚えたギリシャ語(?)バクラバー。ギリシャ人がよく冠っている船員帽のような白い帽子が食料品と一緒に並んでいた。あんな帽子が欲しいなと思ったけれど、私は帽子が似合わない人なので止めた。 食事は右側の奥にもう一つカウンターが有ってそこでする。ファースト・フード店みたいなサービスだ。注文が済むとナンバーの付いたカードが渡され、それを持ってレストランのテーブルに着く。私達はビーフ・ムサカと言うチキンパイみたいなのを注文した。サラダも付く。私はシチューなどのスープ系が好きなのでこれは当たりであった。なかなか美味しい。 この店はとってもギリシャであった。客は殆どがギリシャ人のようである。それに店内ではライブミュージックまで有る。マンドリン演奏で気分はすっかりギリシャである。その理由はこの店から通りを挟んだ真向かいにギリシャ教会が有る事だ。日曜の午後である事から、教会帰りのギリシャ人で混んでいるようなのだ。周りの人を見ているだけでギリシャにいる気分になる、そんなところである。食事が終わってももう少し居ようなんて気になったのは私としては珍しい。 帰りに名刺とパンフレットを持ち帰った。それによるとカウンターに飾られた首のようなギョロ目のお父さんはこの店のオーナだった。Papa Cristoその人である。後で知ったのだけれどこの店は有名なところらしい。ユーチューブでテレビ局のインタビュー・ビデオを見つけた。 因にバクラバーはお菓子のようなものらしい。響きに何とも言えない愛嬌を感じる。 ↓ブログランキング向上へ清き一票を。下のボタンをポチット押してね。
by shinia62
| 2011-05-24 03:48
| シニアの時間
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