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シニアチックな水彩画家,80歳 おさむ斉藤のブログ Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2010年 09月 07日

ヨセミテのこと  1

ヨセミテのこと  1_c0053177_533160.jpg


 溜まっていた二ヶ月分の帳簿付けをした。
それが済んだら食料を買いに行くつもりだったのだが、
疲れてしまい明日でも良いやってことになった。
冷蔵庫の食料が悪くなっては困ると
ヨセミテへ行く前に殆ど空にしていたので、
冷蔵庫の床に転がっているタマネギや半分残った豆腐
それにインスタントラーメンで明日まで生き延びよう。

 買い物より、忘れないうちにヨセミテの事などを書いておこう。
ヨセミテから最終的に届いた手紙に
「レーバーデーのヨセミテ公園は大混雑することでしょ」
などと書かれていたので、それを信じた私は例年より2時間早く家を出た。
正確には早朝4時である。
途中で食べる昼食のおにぎりを助手席に載せると、出発進行。

 あまり飲まないコーヒーを強めに作って飲んだのが効いたか
快適に暗いフリーウエイを飛ばす。
405フリーウエイから5番に変わると間もなく峠に入る。
毎年この頂上付近にある休憩場でトイレを使ったりするので、
近くまで来るとそれを覚えている身体が自然にそれを要求する。

 2時間早く出たせいか、はたまたヨセミテ側の予想が外れたか、
混雑は全くなく困るほど早く現地についた。
アートセンターへ顔を出したら、そこを仕切るアリンに
「随分早く来たわね。部屋まだ用意出来てませんよ」
と言われた。
もっともこちらもそれは了承済み。
チェックインは午後2時なのに午前10時に顔を出したのだから。

 それでも1時前に部屋に入れた。
早速荷物を運び込む。
なんとギャラリーは照明の工事をしていた。
いつ終わるのかとアリンに訊くと「さあ〜」との返事。
少々嫌な予感に教われる。
が、すぐ気を取り直す。物事はなるようになるもの。
神の思し召のままに、、、などと突然信仰心の厚い民となる。
しかし、その謙虚な心をすぐ忘れる私なのだった。

 この工事の間センターは開いているが
薄暗い中、がたがたと働く男達を見て訪れる人が居るかどうか。
とにかく持ってきた小作品を埃が舞い散るテーブルに並べる。
そんな状況の中で朗らかな絵描きを演じる自分が辛い。

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by shinia62 | 2010-09-07 05:53 | シニアの時間 | Trackback | Comments(0)


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