2010年 07月 04日

ブツは貰った

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 公証人に会いに秘密の場所へ。
それは以前ミツワマーケットであった小東京のとあるビル。
通りに車を停めると、辺りを伺い急いで中へ入る。
右手には古くからあるベーカリー。
店の前に並ぶテーブルに若者が二人。
開かれたラップトップを見詰めている。
そこからテーブルを一つ置いて座る怪しげな女性  。
彼女が公証人か。

「あの〜、Sさんでしょうか」
私はおそるおそるその女に声をかけた。
それまでの冷たい表情ががらりと変わり
「あ〜ら、さむさんですか」

私達は素早くお互いを確認し合うと、
テーブルをはさんで向かい会った。
「早いもんですね。あれからもう一年になるのですから」
「本当ですね。時の経つのは早いです」
そんな言葉をやり取りしながら彼女は一枚の書類を私の前に出す。
二人の取引が始まった。
彼女の指示に従い必要事項を書き込む。
そして最後は親指の血判を。
じゃなかった印鑑が無いので拇印を押す。

私は素早く物(ブツ)を自分の鞄に投げ込むと、
引き換えに札束を彼女の前に投げ出した。
「それじゃまた来年まで、、あばよ」
短い言葉を残し二人は別々の方向へ歩き出すのであった。

と言う訳で在留届が無事手に入った。
これでまた一年年金が貰えます。

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I went to a secret place to meet a notary public person. It was the building used be called Mitsuwa Market Place. It is still an Asian food market with a different name. I parked my car in front of the building and walked into the door. I saw a bakery on the right and five or six tables front of it. Two young men at the one of the tables and working with laptop computers. And two tables away from them, there was a woman at the table. She must be the one I supposed to meet. I walked over her and said “ Are you Miss. Shimizu?” She looked at me and smiled “Yes, I am, you must be Sam.” We sat in chairs facing each other and started our business.
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by shinia62 | 2010-07-04 12:01 | シニアの時間 | Comments(6)
Commented by Marrrsan at 2010-07-04 13:32 x
もうアメリカ人になって何年もアメリカに住んでいるのに、毎年在留届けが必要なんてなんか変ですね。
何か詳しく説明すれば、いちいち在留届を出さなくてもいいのでは。
第一さむさんはアメリカに在留しているのではなく、永住しているわけだし。
Commented by shinia62 at 2010-07-04 13:45
ま〜さん
この手続きは詳しくは年金受給権者現況届けと言って、つまり生存を確認するためのものでしょうね。確かに外国に住んでいる人だけが在留届が必要ってのはおかしいですけどね。日本に住む人と同じくカードに状況を書き込んで送るだけで良い気がしますが。
Commented by genova1991 at 2010-07-04 18:40
さむさんの文章が楽しくて、思わず笑ってしまいました(≧∇≦)
年に1度のお仕事お疲れ様でした。
Commented by shinia62 at 2010-07-04 22:22
genovaさん
年に一度の仕事ですが結構めんどうなものです。それに一年が早いこと。終わってほっとしたと思えばまた在留届の日になっている感じです。
Commented by at 2010-07-05 03:45 x
金が沸いて出てくる素敵な「ブツ」を入手できて羨ましい。
私は、年金が頂けるのか不明だし考えたら希望がない(笑)
(も〜笑うしかない)
Commented by shinia62 at 2010-07-05 07:12
魚さん
そう言われてみると確かに金が入ってくる大事なブツでした。魚さんは日本で仕事していたのだから国民保険などが下りるはず。それを夢見て頑張りましょう。


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