2009年 09月 21日

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 水彩画クラスの生徒の一人に「読んでみたら」と
手渡された文庫本を読み始めた。
丸谷才一の「綾とりで天の川」である。
読書感想文集と言うのか単なるエッセーか。
義理で読んでいる気分だから、
私にはどっちでも言いけれど。

 一番最初のエッセー「牛肉と自由」にいきなり登場した
「ビフテキ」と言う言葉に私の顔の筋肉が緩んだ。
アメリカへ来てから殆ど耳にしなくなったカタカナ英語。
「ビフテキ」
少々の違和感と共に懐かしさがこみ上げた。
日本では今でもビフテキと言うのだろうか。
そうだとしたらちょっと可愛い。

 日本に居た頃ビフテキは高級食品の代名詞みたいであった。
肉好きでもない私までがビフテキが食べたいなどと言ってたものだ。
本当はカレーライスかラーメンの方が良いのに。
初めてそれを食べたのは20代後半の頃で
友達と2人でホテルのレストランへ行った。
2人とも緊張で身体の動きがロボット見たいだったと思う。
残念ながら味の方は覚えていないけれど
値段の事ばかりが今でも昨日の事の様に脳裏に蘇る。
その辺りがお金にこまい自分らしくて微笑ましい。
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by shinia62 | 2009-09-21 12:11 | シニアの時間 | Comments(2)
Commented by はやかわ at 2009-09-21 20:05 x
ビフテキ。。。なんともハイカラな響きですね ハイカラも死語かな(笑)
今こっちでは普通に『お肉食べに行こうか』とか『ステーキいこか』です
Commented by shinia62 at 2009-09-21 21:37
はやかわさん
残念ビフテキと言う言葉もう使いませんか。これはビーフステーキの短縮した言葉ですよね。日本ではステーキと言ったら牛肉って事に成るのかな。私はあまり食べないけど時々食べたくなります。


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