ちょっとシニアチック Watercolor by Osamu 水彩画家のロス日記 Watercolorist Diary

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2009年 06月 07日

涙溢れて

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Original Watercolor
Title: Azalea
Image size: 10”x 14" With mat : 16”x 20”
Price: $500.00+Shipping Fee.

 涙がどばっと溢れて恥ずかしい程だった。アカデミーベスト外国
語映画賞を取った「おくりびと」。ロサンゼルスの日系人コミュニ
ティーでしつこい程宣伝されている。そこ迄されると、ひょっとし
て良い映画かなあと期待を持つ一方、騒がれる映画は失望する事が
多いとへそ曲がりな私は思う。それに外国語映画は限られた映画観
で細々上映されるから、見に行くにしても遠くて不便なのだ。そん
な訳で見たいと思いながらずるずる延ばしていた。

 土曜日の定番に成っているJ氏とのお喋りタイムがキャンセルさ
れた。忙しくて来れないと言う。突然いつもの生活パーターンが崩
れると、その単純な行動が結構重要な日課に成っているの気付く。
突然出来た余分な時間をどう過そうかと考え込んだ。そして名案が。
映画を見に行こう。もちろん「おくりびと」。ネットで詳細を調べ
る。上映されている映画館は4軒有る。その中からパサデナプレイ
ハウス7を選んだ。

 以前良くドライブしたコロラドブルバードにその映画館は有った。
新しい建物らしく見覚えがなかった。それだけではない、良く知っ
ている筈のその通りは雰囲気がすっかり変わっていた。何より驚い
たのは映画館の真ん前に車を駐車出来た事だ。しかもコインを入れ
るメーターもなく自由に駐車出来る。パサデナはこんなに素晴らし
い街だったかなあと信じられない気持。何処へ行っても通りの駐車
は難しいものだ。

 シニア入場料を払って中へ入る。ポップコーンのバターの匂いが
私を誘惑する。しかし私は映画館で食たり飲んだりしない。食べた
くないのではなく、ばかばかしい程高いポップコーンやコーラーは
何が何でも買うものかと意地を張っている。それをやっていると入
場料の何倍もの出費に繋がる。

 映画は良かったかと聞かれたら、涙が溢れて大変だったと答えた
い。それが映画の良さを証明しているのか、歳を取って涙もろくな
った自分をさらけ出しただけなのか解らない。テーマーとしては重
く暗い感じがした。同時にそれがとっても身近に感じられ、死に対
する自分の気持を問われた気がした。ちらほらアメリカ人の姿も有
った。彼等は此の映画を見て何を感じたのか知りたいものだ。
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by shinia62 | 2009-06-07 12:37 | シニアの時間 | Comments(6)
Commented by Marrrsan at 2009-06-07 14:52
我々は「おくられびと」に近づいてますね。
Commented by kkagayaki at 2009-06-07 20:29
是非とも見なければ思いつつまだ見ていない私、
アメリカ人の感想を聞きたいものです。
Commented by shinia62 at 2009-06-07 21:58
ま〜さん
なんの、なんの、まだまだですよ。人生これから。
Commented by shinia62 at 2009-06-07 21:59
kkagayakiさん
今度機会があったらアメリカ人に訊いときます。(笑)
Commented by わこ at 2009-06-07 23:17 x
最後の方で、亡くなったお父さんがしっかり「石ぶみ」をにぎっていたでしょ。あそこでもう、ボーダの涙ですよ。父と子の和解の映画でもあるのですよね。
Commented by shinia62 at 2009-06-08 21:38
わこさん
はい、とにかく泣けました。泣きつかれました。


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