2009年 04月 02日

お絵描き教室

 ラグナビーチ付近で撮った海のシーン。岩に砕ける飛沫と波の
うねりが面白い。今回はこのシーンを描いてみます。


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軽い鉛筆スケッチをした後、マスキング液で岩に砕ける飛沫をカ
バーする。これで岩を塗る時、飛沫を塗りつぶす心配が無くなる。
この作品はまず岩を最初に描く。イエロー、バーントシアナ、ク
リムソン、マリンブルーを使い岩の雰囲気を捉える。この段階で
岩を完成する必要はない。構図の調和を見ながら岩の位置を決め
るのがこの段階の重要なポイントである。


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 海は遠景から塗り始める。遠景から手前へ、濃いブルーから暖
かくてソフトなブルーへと変化をしながら塗り込む。白波の泡立
つ部分は塗り残し(ネガテブペインティング)技法で残して行く。
急ぐ事は無いのでゆっくりうねりの感じを捉えよう。どんな題材
でも自然の中に有るものは微妙な色彩の変化が有る。茶色の岩、
青い海、白い波、どれをとってもそれ一色を塗れば良いのではな
い。海の色は遠景がコバルトブルー、セルリアンブルー、グリー
ン、クリムソンこれらの色彩が微妙に変化する。手前の海は暖か
く黄緑やイエローオーカーなどが、セルリアンブルーと混じり合
う。


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海や岩の色が乾いたらマスキング液を剥がす。剥がした後の不自
然なエッジを筆で和らげ絵に溶け込ませる。マスキング液を使う
時この作業は大事だ。岩や海はこの段階まで大雑把な感じだけを
掴めば良い。最後の仕上げで全体との調和を見ながら岩や海の詳
細を描き加える。

 水彩画は簡単ですね。あっと言う間に出来上がりである。
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by shinia62 | 2009-04-02 00:20 | Comments(2)
Commented by sawa at 2009-04-07 21:18 x
水がいきいきとうねり動いているのがわかりますっ!
うわーーーん、すごい躍動感です。
ふぁ~ん。。。水も、こんなにいろんな色があるんですね~。
時々、絵よりも写真がいいのでは?と思うことがありますが、
サムさんの絵を見せていただくと、
絵でなければならない理由がわかるような気がするんです。
ちょうど今、川岸で遊ぶ子供の絵を描いているところです。
川も、きっともっといろんな色してるんだなあ。。
描き直してみます*
貴重なステップを見せていただきまして、本当にありがとうございます。
Commented by shinia62 at 2009-04-07 21:53
sawaさん
風景も良く見て見るといろんな色が見えてきます。絵の良さは写真では見えない色彩が見えるところかも。死ぬまで勉強、お互いに頑張りましょう。


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